ライフスタイルと、妊娠は大きく関係しております。
妊娠に影響を与えるライフスタイル一覧
加齢→男女とも影響します
体重→男女ともBMI 20~24がベストです
食事→男女とも質素倹約タイプがよいです
運動→BMI ≧25の方は運動すべきで、BMI <25の方は軽めの運
動に留めておくのがよいです
温度 男女とも高温 (39℃以上) の環境はよくありません
喫煙 男女ともやめましょう
カフェイン→1日100~200mg(コーヒー1~2杯分)まで
アルコール 1週間で100g (5単位) まで
( 1単位 = 500mLの缶ビールや缶酎ハイ)
心理的ストレス 男女ともなるべく軽減するようにしましょう
環境汚染→有機溶剤、環境汚染物質、 電磁波を避けましょう
葉酸 妊娠前からの摂取で、胎児神経系異常の予防効果あり
不妊と喫煙について
1 不妊症の13%は、 喫煙が原因です。
2 喫煙は明らかに生殖機能を悪化させ、 1~4年閉経が早くなります。
3 喫煙者の男性の精液所見は22%低下し、 タバコの本数に比例します。
4 喫煙は、流産と子宮外妊娠のリスクを増加します。
5 喫煙による胎児 (受精卵) 奇形率の増加が一因となります。
6 喫煙者は体外受精で妊娠するには、 非喫煙者の2倍の回数を要します。
7 受動喫煙が多い方は喫煙者と同等になります。
「タバコ→テロメア短縮→遺伝子異常→異常卵→不妊、 化学流産、 流産」
「タバコ→ミトコンドリア膜電位低下→精子運動率低下、 DNAダメージ増加→アポトーシス」
禁煙は不妊治療の一環です。
ご夫婦で必ず禁煙するようにしましょう。