「基礎体温がバラバラで、排卵日がわからない…」
「生理周期もズレてきて、不安になる…」
妊活において、基礎体温の変化は身体のリズムを知るための大切な指標のひとつです。
けれども現代女性の多くが、この「基礎体温の乱れ」に悩まされています。
この記事では、
「基礎体温と妊活の関係」
そして**「鍼灸でどのように整えやすい状態を目指せるか」**についてお話ししていきます。
■ 基礎体温が乱れると、なぜ妊娠準備がしづらくなるのか？
基礎体温とは、朝起きた直後、身体が最も安静な状態のときに測る体温のこと。
理想的なグラフは次のような**「二相性」**が見られるのが目安です。
- 低温期（排卵前）：約36.2〜36.5℃
- 高温期（排卵後〜生理前）：約36.7〜37.0℃
しかし、以下のような状態が続くと、ホルモンバランスや自律神経の乱れが関係していることもあります。
- 低温期と高温期の差がほとんどない
- 高温期が短い（10日未満）
- グラフがギザギザで安定しない
- 排卵のリズムがわかりにくい
■ なぜ体温が乱れる？原因は生活習慣やストレスにも
基礎体温が乱れる背景には、日常生活の影響も大きいといわれています。
- 睡眠不足・夜更かし
- 食生活の乱れ
- ストレス・過労
- 運動不足や冷え
- 自律神経の不安定さ
こうした積み重ねがホルモン分泌に関わる脳（視床下部や下垂体）に影響し、身体のリズムが崩れる一因となることがあります。
■ 鍼灸で目指せること
鍼灸は、東洋医学の考えに基づき**「気・血・水の巡り」を整えることを目的とした施術**です。
ツボへの刺激により、自律神経やホルモン分泌のリズムを整えやすい状態をサポートしていきます。
● こんなお声をいただくこともあります
- 基礎体温のグラフが以前より安定してきた
- 高温期が維持しやすくなった
- PMSや生理前の不調が軽く感じるようになった
※これらは一部の方の感想であり、すべての方に同様の結果をお約束するものではありません。
■ 基礎体温のタイプ別アプローチ例
ご自身の基礎体温パターンを知ることも大切です。鍼灸では、体質に合わせた施術を行います。
- タイプ①：ガタガタ型（ストレス・自律神経の乱れが関与）
→ 「太衝」「百会」など、自律神経ケアのツボを使用することがあります。 - タイプ②：高温期が短い型（ホルモンバランスの不安定さ）
→ 「関元」「腎兪」など、下腹部の巡りを整えやすい施術を取り入れる場合があります。 - タイプ③：二相にならない型（排卵リズムが不安定）
→ 婦人科での検査を推奨しつつ、「三陰交」「中極」など体質改善を目指す施術が行われることもあります。
※これらの施術は個人の状態によって異なり、必ずしも効果を保証するものではありません。
■ 通院ペースの目安
鍼灸は「即効性」というよりも、体質をゆるやかに整えていくケアとして取り入れる方が多いです。
- 初期：週1回
- 2〜3ヶ月目：2週間に1回
- 安定後：月1回のメンテナンス
このように3ヶ月程度で身体の変化を感じる方もいれば、さらに時間をかけて整えていく方もいます。
■ 今日からできる“体温安定のための習慣”
鍼灸と合わせて、次のようなセルフケアも役立ちます。
- 毎朝、同じ時間に基礎体温をつける
- 湯船に毎日浸かる
- 就寝前はスマホを控えて睡眠リズムを整える
- タンパク質・鉄分・ビタミンを意識した食事
- 週1〜2回、セルフお灸で温活サポート
■ まとめ：基礎体温は“身体のリズム”を知る目安
基礎体温の安定は、ホルモンや自律神経のバランスと関係が深いといわれています。
鍼灸は、こうした身体のリズムを整えやすい状態を目指すサポートとして取り入れる方が増えています。
「最近、基礎体温が不安定…」と感じる方は、一度ご相談ください。
小さな変化の積み重ねが、未来のための大きな一歩になるかもしれません。
※本記事は一般的な情報の提供を目的としており、特定の効果を保証するものではありません。施術の内容や頻度は個々の状態により異なります。
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【代表 鍼灸師・石川美絵 監修】
「名医より良医」を信条に、患者様一人ひとりと向き合い、結果につながる施術をご提供しています。
石川は自ら39歳で不妊治療を経験し、AIH・IVF・IUFD・不育症を経て、双子を自然妊娠に近い形で出産しました。その経験から、鍼灸・漢方・メガビタミン療法・栄養学・生活習慣の改善を融合したケアを確立。
「自分に関わる全ての人の幸せを願って」ーー東洋医学と医療連携の力で、妊活・美容・健康を包括的にサポートしています。
資格・所属学会：
・国家資格 鍼灸師（はり師・きゅう師）
・日本刺絡学会認定証保有
・全日本鍼灸学会、日本伝統鍼灸学会、日本女性医学学会 他
・千葉大学医学部附属病院 和漢診療科 臨床研修生
著書・メディア出演：
Oggi、anan、TBS「ビビット」、大正製薬「TAISHO BEAUTY ONLINE」 ほか多数。
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meilongは2014年に開業し現在まで幅広い疾患に対応する鍼灸治療から美容鍼灸までたくさんの方々と向き合ってきました。
近年、不妊治療の患者さんが急激に増加し不妊治療とマタニティ治療に特化するサロンを併設しました。
代表の石川自身３９歳から始めた不妊治療でAIH６回、FT手術、IVF２回と経験しIUFDから不育症とわかり２回目の体外受精で不育症からの双胎妊娠し男女の双子を４１歳の誕生日前に管理入院なしで標準以上の大きさで出産しました。 その体験から栄養学、鍼灸治療、マッサージ、漢方の必然性が身に染みてわかり不妊治療で悩んでいる方に寄り添い結果を出していきたいと強く感じました。鍼灸治療と不妊治療のクリニックと併用しながら通っていただき結果を出すサポートをしていきます。
当院は、医療機関と提携しており、提携医療機関数日本一となっております。 整形外科、産婦人科、不妊治療、美容皮膚科、内科、漢方医、統合医療、脳神経外科、がん免疫療法、心療内科、精神科、眼科、オンライン診療の医師およびクリニックと連携し、漢方処方も積極的に行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。 私たち鍼灸師は一人一人にゆっくり向き合い私たちが全力で勉強し体感したことを伝えていきます。
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